ハバナ市内のバス


 キューバの首都ハバナ市内の路線バスは系統番号にPがつく「Metrobus」の路線とそれ以外に大別できます。Metrobusの路線は主に連接バスが運用される幹線的なものですが、停留所の様子はそれ以外の路線と同様です。左の画像の(Metrobusでないバス)のように上屋が設けられていたり停まるバスの系統番号が書かれた標柱が立つ停留所がある一方、右の画像(Metrobusのバス)のように何も目印がない街角が停留所ということもあり一定していません。


 乗ってみた限りでは一般の車両は運転士のみのワンマン、Metrobusの連接車は車掌も乗務するツーマン(運転席脇が車掌の定位置)で、いずれも前扉乗車運賃先払い→中・後扉降車でした。運賃は1cupと書かれたバスも見たものの乗ったのは0.4cup均一のバスだけだったので以下0.4cupの例で話を進めます。

 まず前扉から乗車し支払う際1cup未満の釣銭は出してもらえませんが1cup単位は出ます。例えば1cup札を出すと0.6cup分のお釣りはあきらめることになり、5cup札を出すと4cupの釣銭が戻るという具合です。(2人分として1cup支払って乗ることも可能。)運賃箱(両替機能等はないただの箱)はついているもののここに入れるのは主に1cup未満の小銭を持った乗客で、1cup紙幣の場合は車掌・運転士に手渡しされ他の人の釣銭に使われることになります。(1cup硬貨は乗客によって運賃箱投入・手渡しの両方に分かれていました。)見た限り1人でも1cup払って乗る人が多い印象です。

 なおMetrobusの連接車では混んでいるときは前扉で車掌に運賃を渡したあと中・後扉から乗るということも行われます。そんな手も使われるのは車内から後部に行きづらいほど混雑することがあるからですが、それでも東京のラッシュ時を思えば並の混雑という程度でしたし頻発していて車内には路線図が貼られ私のような一見のよそ者でも利用しやすく助かりました。


 Metrobusの連接車は見たところ中国の宇通製が多数派でロシアのLIAZ製も混ざるという感じでした。面白いのは様々なエンブレムやロゴマークがつけられている点で、例えばベンツの宇通車に乗ったら起亜だった、という具合。


 韓国といえば大宇を見かけたので画像を貼っておきます。色は塗り替えられているのに「新村ロータリー」などハングルの行先がおでこに残っている車両も。


 日野の旧エンブレムは人気があるようで何度も見ました。1つでは満足できないと見え宇通のロゴも霞む勢いです。(右の画像は宇通車の後部車体から前を見たところ)


 取り付ける位置もちょっとずつ違っていたり。


 ついでにトラックもこんな感じ。

 話があらぬ方向に行ってしまいましたが、ともあれハバナのバスはなかなか便利で滞在中何度もお世話になりました。


景色は乗った後に(遠距離館)キューバもくじ>このページ

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