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オストラヴァの保存車両(後編)


 前編に続きオストラヴァの車庫を見物します。


 旅客用だけでなく事業用の電車も展示されていました。ごつい電動貨車の106号(1951年製)に対し作業用の24号(1919年製)は前編の25号と同年製の旅客用電車が1965年に改造されたものなのでそちらと同様のスタイルです。


 工事用電車の2号も1925年製の旅客用電車を1968年に改造したものなので旅客用のスタイルを残しています。また事業用車は電車だけでなく2軸の入換用ディーゼル機関車700形(1958年製)の姿も見られました。


 保存庫内を見に行くと車両は運行・展示のため表に出されていてがらんとしているものの昔の写真など展示コーナーがあります。地味に片隅に置かれていた除雪用の台車502号(1948年製)も保存車のひとつです。


 続いてトロリーバスを見て行きます。この日運行されていたのはトレーラーを牽く1958年シュコダ(Skoda)製の29号と1954年タトラ製の26号でした。考えてみればトロリーバスのトレーラーというものに乗ったのは今回が初めてです。


 バスは1948年プラガ(Praga)製のボンネットバスと1986年カロサ(Karosa)製の2両が運行されていました。ボンネットバスにはアポロ式に似た光る方向指示器がついていて暗くなるとよく目立ちます。


 1966年シュコダ製の247号と1981年カロサ製の5842号、1998年カロサ製の6485号は展示のみですが各時代の味が感じられ見るだけでも楽しいものです。


 たくさんの車両に乗ったり見たりしているとなかなか暗くならないサマータイムの時期とはいえさすがに夜らしくなります。前照灯や室内灯が灯ると古い車両は車内外ともいよいよ美しくほろ酔い気分で見ているとずっと居たくなるのですが適当なところで送迎バスに乗りました。Vystaviste停留所に戻ると間もなく花火が始まりちょうどシメになったという感じです。


 というわけで夜に車庫で飲みながら多くの古い車両に乗れるというなんだか夢のようなひとときでした。


景色は乗った後に(遠距離館)チェコもくじ>このページ

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