ミラノ リンビアーテ線【2011年】


 2009年、ミラノ郊外に延びるインターアーバン、リンビアーテ線を訪問した際は旧型車に乗れいたく満足しました。(その模様はこちら。)

 さて2011年にこのリンビアーテ線について気になる話題を知りました。なんでも地下鉄3号線がミラノ北部コマジーナ(Comasina)まで延長開業したことに伴い、リンビアーテ線のミラノ側ターミナルが以前のアッフォリ(Affori)からそのコマジーナに移ったとのこと。これにより末端のアッフォリ〜コマジーナ間は廃止されたそうです。

 この短縮によってどんな変化があったのか様子を見るため2011年5月の朝コマジーナに足を運びました。


 というわけで新規開業した地下鉄3号線コマジーナ駅の出口を上がります。目の前に新設されたリンビアーテ線のコマジーナ駅(停留所といったほうがいいかもしれません。)が目に入り、アッフォリ方は車止めが置かれた行き止まりになっていました。

 駅はキレイに整備され機回し用の設備も作られていますから、これなら旧型車がトレーラーを引く編成でも折り返しできそう。とするとまだ旧型車の運用が残っているのではないかと期待しつつ電車に乗って車庫まで行ってみることにします。


 20分少々揺られヴァレード(Varedo)車庫前の停留所に到着しました。以前訪問した際旧型車とトレーラーの長大(?)編成の運用があった時間を狙って来たのですが、車庫を覗いたところその準備はされていません。


 そこで車庫の職員さんをつかまえたところ、朝の旧型車運用は行わなくなったとのことでした。じゃ旧型車はどこ?と聞いたら車庫の奥に置いてあるそうなので見せてもらいます。一部傷みの出ている車両もあるもののほぼキレイな状態でしたが、今後どうなるのかが気になるところ。運用が復活して欲しいものですけれども。


 そんなわけでがっかりしつつ車庫を後にします。車庫前の停留所をリンビアーテ側にちょっと進んで行くと、駅ではない交換設備があるのでこれをちょっと見物。ちっこい電車がふたつながり道路脇の停留所でもないところで交換している様子はなんだかおもちゃみたい。


 というわけで旧型車の運用がなくなっていたことはわかったのでコマジーナに戻ることにし、運転室にお邪魔してかぶりつきます。立ちっぱなしで運転する旧型車と違いこの車両は腰掛けて運転しますし走行音も静かなので落ち着いた雰囲気。朝のラッシュ時で並走するクルマやバスが多く、道路が流れているところでは抜かれても信号や踏切で詰まってくると追いつく、という様子が繰り返されます。


 時々交換を挟みつつ主に通学の生徒を集めだいぶ混んだ状態でコマジーナに到着します。

 道路を横断し新しく整備された停留所にすべり込む雰囲気はどこか名鉄美濃町線の新関〜関間を思い出すものがあり…なんて言ったら非常に縁起が悪い話になってしまいますが、ともあれ旧型車の運用は無くなっていたもののカワイイ電車がコトコト走る様子はやはり悪くないものがありました。


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