ローマの路面電車とバスとトロリーバス

ローマの路面電車・バス・トロリーバスの画像をまとめて紹介します。(2009・2015年訪問)


★路面電車

 左の古い方はPiazza di Porta Maggiore付近の旧型車。緑色の車体はまさにアオムシです。シャレたスタイルは気に入りましたが走行音が静かなのでその点ちょっと物足りないものもありました。右はヴィテルボに行く電車の玄関口Piazzale Flaminio駅付近。こちらは比較的新しいSocimi社製の一部低床車ながらこのカラーだと渋い印象を受けました。顔の角度のつけ方が旧型のイメージと似ているからか新旧の車両が混ざっても調和して落ち着いた雰囲気なので感心。


★電車代行バス3系統・電車3系統

 以下市内バスの画像です。この3系統は本来路面電車の系統ですが2009年訪問時は軌道敷の工事で運休しており、バスによる運行で代替されていました。工事区間以外は一般車や他の路線バス通行不可の軌道敷をそのまま走り停留所も電車のものを使っていたためBRTの雰囲気。

 乗ったら無事最前列右側のマニア席を確保できたのでかぶりつきます。信号待ちになるとバイクだらけでなんだか台湾乗りバス状態。二人乗りが「ローマの休日状態」だとするとみんな一人なので「ローマの平日状態」かな?実際平日だったし。

 左はコロッセオ脇。そういえばローマの路面電車の写真と言えばここで撮影されたものをよく見かけますが世界的に見てもここに匹敵するほどのインパクトがある路面電車撮影ポイントってなかなかないように思います。

 右は2015年訪問時の画像で、ピラミッド前(Piramide)に行ったら3系統の電車が復活していました。ただこの時点でもPiramide〜Trastevere駅は3B系統を名乗る代行バスによる運行で分断された形です。ところで復活前に代行バスに乗ってこのピラミッドを初めて見たときはどんなものか全く知らず、イベントか何かで適当に作ったオブジェがボロくなったものだろうと勝手に思っていました。後に紀元前に作られたものと知って一人で勝手に赤面しましたがあまり乗りものにしか興味がないのもいけませんね。遺跡の見物と聞くと私は暑いめんどくさいくたびれるというのが先に頭に浮かんでしまうのですが、バスに乗ってマニア席から見物すると俄かに面白くなるから不思議です。

 なお3系統の電車は見た限りこの画像のような新しい低床車ばかりでした。バスのマニア席のようなかぶりつき席がない点はやや残念ですが、コロッセオ周辺などにイイ雰囲気の軌道敷があったりするので電車の方がやっぱり「らしく」見えるというのか絵になる気はします。


★サン・ピエトロ広場に行く62系統

 お次はサン・ピエトロ広場前を通る62系統。 このバスではなぜか修道女様が空いているのにお掛けにならず、マニア席のまん前にある狭い空間に立ち続けられます。安易に腰掛けないというのは修行の一貫なのか、あるいはかぶりつきがお好きなバスマニアだったりとか。よって大変失礼とは存じますが画像はおつむり越しのサン・ピエトロ大聖堂ということになります。

 サン・ピエトロ広場の裏道にある停留所に到着。ここでの目的は国境を越えることなのでヴァティカン市国(ヴァチカンかバチカンか、カタカナ表記の揺れってめんどくさいものですね。)に入ったら満足し次の乗り物に急ぎます。

 ところでここで驚いたのは大聖堂の拝観を待つ善男善女の行列がすさまじいこと。列は広場をぐるりと取り巻き一体待ち時間がどのくらいだか見当もつきませんでした。当然と言うべきかみんなぐったりした顔をしています。参拝というか見物というかを考えている方はどうか待ち時間対策や日射病対策を忘れずに。

 ついでにやや強引ながら行列つながりということで市内バスの行列画像を貼っておきます。このように渋滞でバスが連なり全く動かなくなる様子が結構見られました。こうなるともうお手上げであきらめて歩き出す人も。


★トロリーバス90系統

 ローマ・テルミニ駅前で連接バスが来たなあとなんとなく見たらポールがついたトロリーバスでした。テルミニ駅付近には架線がなくバッテリーで走っているのでちょっと面白い感じがします。


★ローマのマウルバス(?)116系統

 最後にローマのマウルバス(狭い地域を走る韓国のフィーダーバス)というような感じの116系統の写真を。この一瞬タクシーと見まごうような小さな車両のバスがローマの裏道をくねくねと走っています。色が路面電車と同じ色なのがうれしいところ。

 とりあえずマニア席にあたるであろう助手席に乗り込むと当然と言うべきか視線は低く乗用車と同じようなものです。ただお客さんは町内のお馴染みという感じで運転手さんも交じりおしゃべりの花が咲き雰囲気はやはりバスでした。

 石畳の裏道は裏道と言ってもそう狭くなく車両もこの通り小さいものなので狭隘路線の迫力はありませんが、人が歩く道を「どいたどいた」といった風に走る様子にはなかなかそそられるものがあります。

 そのうち私にも、日本から来たの?どこに行った?ローマはどうだい?などと話の矛先が向けられますが、さすがに今乗ってるバスそのものが目的と言うのはなんだかちょっとはばかられました。「ヴァティカンやコロッセオを見ました。」などと少なくともウソではないことをごにょごにょと。


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