ゴゾ島のバス


 マルタ本土とでも言うべき「マルタ島」を走るバスは黄色いバスでしたが、マルタの離島とでもいうべきゴゾ島(Gozo)には灰色のバスが走っていました。以下そのゴゾ島でバスに乗ったときの画像をご紹介します。


 マルタ島の西端、チェルケウア(Cirkewwa)からゴゾ島行きのフェリーが出ています。美しい青い海を見ながら30分ほど乗るとゴゾ島東端のイムジャール(Mgarr)に到着。イムジャールは閑散としたところでここに用がある人は少なく、多くの乗客は島の中心の街ヴィクトリア(Victoria)までまずバスに乗ることになります。このイムジャール〜ヴィクトリア間のバスはフェリーを降りてくる大人数の乗客を受けることになるので、比較的大きい車両がフェリーの時間に合わせて運行されていました。


 運賃はマルタ島同様先払いの前乗り前降り。最前列のマニア席に乗って20分ほどでヴィクトリアのバスターミナルに着きました。ターミナルと言ってもただの空き地になんとなくバスが停まっているだけの非常にあっさりしたものですけれど。このターミナルがゴゾ島のバスの拠点で、ここから放射状に路線がのびています。

 さてこのヴィクトリアから乗りバスするにあたり、右の画像に並んでいる3両から決めるとしたらどれに乗りたいと思いますか?左の2両も悪くはないのですが、私だったら悩まず右端の一択です。小さめのかわいらしい車体と整った面構えが気に入ったので行先はどこでもいいや。


 というわけで顔で選んだ右端のバスに乗り込みます。行先はゴゾ島南部のシュレンディ(Xlendi)でした。だいぶ年期が入ってそうだけどよく整備されている様子のキレイなバスはそう多くない乗客を乗せビクトリアを発車します。


 ヴィクトリアの街を抜けると乾いた景色の中を気持ちよく走り、やがて青く美しい入江が見えてきます。15分足らずで着くここがシュレンディで、入江の周りに新しいマンションやホテルが建ち並んでいました。


 バスはシュレンディに着くとすぐにヴィクトリアに戻って行くのですが、せっかくキレイなところに来てすぐにとんぼ返りするのもなんなので一本落とし次のバスで戻ることにします。プールだか生け簀のようにも見える四角い入江は透明度が高く、泳ぐ子供たちにダイビングに向かう人たちと楽しそう。私も海に飛び込みたいところですが、次のバスまでの1時間くらいではのんびり泳いでもいられないので足だけチャポチャポやって散歩するくらいで時間切れ。

 次のヴィクトリア行きも乗って来たときと同じ車両でした。これでヴィクトリアのターミナルに戻り、フェリー乗り場のイムジャールまで乗り継いでささやかなゴゾ島での乗りバスを終えます。

 たった2路線しか乗っていませんが、塗色のみならずマルタ島のバスよりなんとなく渋い雰囲気を持ったゴゾ島のバスには独特の味わいがありなかなか楽しいひとときでした。


景色は乗った後に(遠距離館)マルタもくじ>このページ

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