サンティアゴの鉄道博物館


 サンティアゴの代表駅Alameda駅から北西に1kmほど、Quinta Normal公園というでかい公園の一角に鉄道博物館があるというので行ってみました。公園そのものは無料ですが鉄道博物館の敷地に入るには入場料が必要です。おカネを払って入ると広い公園の続きという感じでゆったりとした野外展示が見えました。展示の中心は蒸気機関車と好みからズレるため駆け足で済ませてしまいましたが以下ざっと画像を並べておきます。


 屋根つきなのは大統領用客車で土日と祝日の12:00〜13:30のみ車内が公開されるとのことです。

 ヒラ客車(?)は大統領用客車と違い土日祝でなくとも随時入って見ることができます。ヒラとはいえ優雅な窓と転換クロスシートのゆったりとした雰囲気です。


 蒸気機関車の間にやや唐突な感じでトロリーバスが挟まっていました。この型の車両はバルパライソに行くと乗ることができます。


 端の方に復元途中の路面電車が置かれていました。まだ時間はかかりそうですが完成が楽しみです。


 「ESTACION」すなわち駅とある建物にはパーツ、模型、鉄道切手コレクションなどが展示されていました。どういうわけか日本の鉄道100年記念切手が大きく引き伸ばされていてびっくりです。この切手誰かにもらってしまいっぱなしだったなあと妙なところで思い出しました。どこにしまったか帰宅後も思い出せませんでしたが。


 という具合に見たところ野外展示ながら塗装など見ると継続的に手が入れられているようで蒸機の保存状態は悪くない感じでした。ゆったりした敷地で木立を散歩しながらの見物は蒸機派ならずともオツではないかと思います。


(2010年訪問)


景色は乗った後に(表紙)チリもくじ>このページ

inserted by FC2 system