メトロバルパライソ


 トロリーバス目当てで行ったバルパライソ(Valparaiso)にはビーニャ・デル・マル(Vina del mal)を経由しLimacheまで行く近郊電車が走っています。近年施設と車両を更新した路線で、切符の販売はなくICカードを買ってチャージしないと乗れません。

 古い車両好きな私の頭の中ではこういう新しい車両の路線だと「カード買ってまで乗るべきか」という貧乏性と「せっかく延々と飛行機に乗って来たんだから」という貧乏性がケンカするのですが、結局「せっかくだから」の貧乏性が勝ちました。どっちにしても貧乏性なのが情けないところ。


 というわけでバルパライソ側の始発駅Puerto駅に行くとキレイな駅のホームに新しい電車が停まっています。見た目のみならず車内もキレイで走りも静かでした。列車は2連単位が基本のようですが、2連を2つつなげた4連という列車も見ました。日中は10分程度の間隔で頻発しています。この電車の色や顔、路線の雰囲気などからなんとなく伊豆箱根とか静鉄辺りを思い出しました。

 Puerto駅を発車するとまずバルパライソの街の海岸沿いを走ります。バルパライソの隣町ビーニャ・デル・マルでは地下にもぐって街の中心を抜け、街を抜けたらまた地上、と車窓は結構変化に富んでいました。その地上に出る辺りまで20分程度、「このくらい乗ったらもういいや」と気が済んだので適当に降りてバルパライソに折り返すことにしました。途中駅は見た限り橋上駅に自動改札が揃った新しい駅ばかりで、既存の鉄道を更新した路線ではあるのですがニュータウン新線のようにも見えます。

 新線にみまごうような施設の中、ベンチは枕木を利用したものなのがちょっと面白く感じます。

 帰りに海沿いで降りて散歩してみたところ結構踏切が多く、高床式の電車ということもあっていよいよ日本の地方私鉄っぽく感じ親しみやすい雰囲気の路線でした。


景色は乗った後に(遠距離館)チリもくじ>このページ

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