ヤシの路面電車とバス


 ここここで古い気動車に乗る合間に寄ったルーマニア北東部の主要都市ヤシ(Iasi)で路面電車とバスに適当に乗ってみました。


 ヤシで私が泊まった場所はPiata Uniriiという広場に面したホテルです。この広場はホテルが複数あるのでヤシを訪問される場合泊まることになるという場合も少なくないと思います。私は深夜到着だったので広場まで歩いたのですが、駅からだと上り坂を挟み1km程度あるのでもし荷物が多いと距離は大したことなくてもちょっと大変かも知れません。

 深夜着の翌朝は11:38に出発する列車に乗ればいい遅め出発のスケジュールだったので朝食の後ちょっとだけ乗り歩いてみることにしました。ということで出発点はホテル近くのPiata Unirii停留所(画像左)。訪問時Piata Unirii付近から東部の軌道は工事中でここを通る路面電車は代行バスでの運行でした。バスに乗って駅前(画像右)まで出ると運行中の路面電車が見えます。


★二つのヤシ駅舎

 CFRのヤシ駅舎。画像の通り立派ですがそれほど活気はありません。11:38に私が乗る予定のRagioTransの切符はここの窓口にはないので向かって右手奥にある別の駅舎に向かいます。


 こちらがヤシ駅に隣接するRegiotransのヤシ駅舎。突然田舎のバスターミナルみたいな雰囲気になってしまいびっくりですがこちらの方が活気はあります。この駅には「Iasi Nord(ヤシ北)」と看板が出ていたので上のIasi駅とは別の駅に見えなくもないのですが、ここから出る列車でも時刻表やサボなどではヤシとのみ案内されていましたし厳密なところはよくわかりませんでした。

 ともあれ切符を買ったら適当に路面電車に乗ってみます。まずはCFRを陸橋で越えて駅の裏に向かう6系統に乗りなんとなくZimbruという停留所で降りてみます。途中の車窓は陸橋を越えたあと進行方向右手に市場が見えたのが目に付いたくらいであとは地味な団地だかビルが並ぶばかりでした。

 Zimbruからは11系統に乗って終点を目指すことにします。なお先に述べたように工事区間がバス代行になっていただけでなく、それに併せて一部系統が普段と違う経路での運行になっていました。この11系統は本来Rond Tutoraという支線の終点が東端なのですが、訪問時はRond Dancuという全く別の支線の終点が臨時の東端になっていましたから間違うと大変です。ただの運休と違い経路が変更されていると乗り間違えた場合変なところに連れて行かれるわけですから注意書きのチェックは欠かせません。

 途中にBazar停留所なんてのがあって市場から荷物持って乗ってくる人が増えたり馬車を見たりしているうちに臨時終点のRond Dancu(上・左の画像)に着きました。折り返し用ループの周りはさして目先が変わるわけでもない団地のようなところです。

 時間もなくなってきたのですぐに折り返しホテルのあるPiata Uniriiに行く系統に乗り換えられるはずのTatarasi Sud停留所(上・右)に戻ります。ここはPiata Uniriiから続く工事運休中区間の東端になっているため路肩でバスを待つ人が大勢目に付き、私もその中に加わります。ボトシャニで見たものと同様MAXI TAXIと呼ばれるバスが来たので乗りこみました。

 小さい車体にギュウギュウ詰めでもなんとかかぶりつける場所に陣取りPiata Uniriiに戻り乗り鉄乗りバスを終えました。ページ最初の大きい代行バスも走っているにせよ本来は連接車の路面電車が複数系統走る区間ですから代行輸送も大変そうです。

 なおここヤシの路面電車も他のルーマニアの都市と同様通常の運行には走行音の静かな輸入中古車が使われていてちょっと残念ですが、動態保存の旧型車があるとのこと。お蔵出しするときにまた乗りに行きたいものです。


景色は乗った後に(遠距離館)ルーマニアもくじ>このページ

inserted by FC2 system