ブエノスアイレス地下鉄B・C・D・E・H線


★B線

 丸ノ内線の中古が走ることで有名なB線、決して嫌いな車両じゃないしそれこそ子供の頃それこそさんざかぶりつき席のお世話になったものですが、「なんでここまで来て丸ノ内線に乗らなきゃいけないんだ」と思ったのも正直なところだったり。A・E・H線の釣り掛けが楽しくてこっちにはあまり足が向かなかったのはつまり静かで良い車両だからです…窓が大きいとこや派手なコンプレッサーの音は好きですけれども。

 今もかなり「まんま」ですので、お好きな方の期待は裏切らないと思います。

 今の職場のほうが賑やかで楽しそうだけど、派手な落書きに遭うのはかわいそうですね…。

★C線

 南北のターミナル駅Retiro駅とConstitucion駅を結ぶ要の路線です。ここでは訪問時見た限り名古屋出身車で固められているようでした。

 名古屋でこの車両に乗ったときはやや暗い印象で網棚もなく「なんだか外国の地下鉄みたい」と我ながらむちゃくちゃアバウトな感想を持ったものですがこうして改めて「外国」で乗ってみると丸ノ内線よりブエノスアイレスに似合っている気がしました。下のE・H線の車両とイメージに通じるものがあるデザインのせいかもしれません。

 制御機器はインバータに更新されているそうですが車内は地味な雰囲気のままです。 座席の一部が取り外され車椅子スペースになっていました。

 C線では添乗の機会を得たので以下この電車の故郷名古屋のファンの方(きっと私が子供の頃丸ノ内線でやったようによくかぶりついたという方もいらっしゃると思います。)のために(?)Constitucion駅到着時の運転室の様子をお送りします。ここもA線同様日本と同じ(というかそもそも日本の電車ですが)左ノッチ右ブレーキなので運転を見物していて違和感がありません。スイッチの切・入など漢字がそのままです。速度計こそデジタル化されていますがインバータ化されたという割には一昔前の電車の雰囲気が残っていて不思議な気分。Constitucion駅は頭端式ホームで、駅の手前に留置線があります。

 Constitucion駅終点に到着するやブレーキハンドルをスパッと抜いてすぐに折り返しの準備にかかります。C線は比較的短い路線なので折り返しが多く大変そう。運転士さんも電車もごくろうさま。


★D線

 ここではアルストムの銘板がくっついたこの新しめの車両ばかり来ました。おざなりな画像ながら一応少しだけ。


★E線

 ここには名古屋車とどこか通じるものがあるつるっとした外観の釣り掛け車両が集まっていました。製造初年が1964年の形式とのことで意外に古くないのですがなかなかよく唸り楽しめます。なお末端のPlaza de Los Virreyes駅ではP(Premetro)線というLRTが接続していて、E線利用客は中間改札で乗継乗車券を渡されタダで乗り継げます。(P線の画像はこちらです。)

  外観は同じでもロングシート車とボックスシート車が混在していましたのでお乗りの際はお好きな方を。


★H線

 近年開業した新しい路線ながらここには製造初年1934年の形式だというE線より古い釣り掛けが集まっていました。ただし古いといっても更新されていてキレイ。古いものを大事に使っているというのは見ていてホッとします。内装はE線とほぼ同じような雰囲気でやはりロングとクロスが混在していました。

 以上駆け足で乗り鉄した各線の画像を並べてみましたがお好みの車両はあったでしょうか。

 最後に参考文献として鉄道ピクトリアル2007年7月号の記事「ブエノスアイレスにスブテをみる」(園田淳氏著)をあげておきます。日本語で詳しい情報が読める大変ありがたいもので助かりました。興味をお持ちの方にご一読をオススメします。


景色は乗った後に(遠距離館)アルゼンチンもくじ>このページ

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