イスタンブールの路面電車(アジア側)


 イスタンブールのアジア側、ボスポラス海峡に面したカドゥキョイ(Kadikoy)の街に20系統という路面電車が走っています。この系統は2003年に開業した割と新しい路線ですが、どういうわけか東ドイツゴータ製の古い車両が使われているというのが気になり乗りに行ってみました。

 カドゥキョイのバスターミナル・船着場にほど近い停留所の様子。軌道敷に居座っている犬がドルムシュ(トルコに多い乗り合い路線タクシー)にどかされます。のそのそとよけたらトラムがやってきました。

 この路線は単線2.6kmの環状を一方向(時計回り)にのみ運行するという形態です。電車道は単線だけあり細く、またカーブや起伏があり短い路線ながら結構変化に富んでいます。低速とは言え釣り掛け音が味わえるのもうれしく楽しめました。

 沿線にはこれといって観光地もないような地味な町で地元の人っぽい乗客がパラパラ乗っているだけ。環状線を半分もいかないうちに乗客はみんな降りてしまいました。どうしてここにトラムをひいたのか不思議ですが、ともあれヨーロッパ側新市街のトラムと共に乗りやすい古いトラムを2路線も持つイスタンブールは素晴らしいところです。


景色は乗った後に(遠距離館)トルコもくじ>このページ

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