ケノーシャの路面電車


 シカゴから近郊列車メトラ(Metra)のUnion Pacific North Lineに乗って北に向かうとやがてイリノイ州からウィスコンシン州に入りケノーシャ(Kenosha)が終点です。このケノーシャで駅前に出ると路面電車に乗ることができます。車両は全てかつて他都市(フィラデルフィア・カナダのトロント)で使われていたPCCカーです。


 走る路線は2000年新設と新しく、店舗の数はそれほど多くない地味な中心街を巡る単線の環状線を左回りで走っています。1周たった2マイル(3.2km)という小さなものですが考えてみれば大都会シカゴの「L」のループが一周2.9kmですからそれより大きいことになりちょっと面白く感じました。(灯台が立ち海のように見えるのはミシガン湖)


 車両の塗色は上の画像のトロント色のほかかつてPCCカーが走っていたアメリカ諸都市のものです。下の画像の赤いピッツバーグ色を見てちょっと名鉄のモ510を思い出したりも。車庫は完全な屋内型で出入口のシャッターが閉まっていると中の電車は見えません。


 庫内には塗装の違う車両が並び楽しい雰囲気です。(画像左からフィラデルフィア色・シカゴ色・シンシナティ色)


 ジョンズタウン色はオレンジを活かしハロウィンを控えて飾りつけられ、さらにレストア中の車両も控えています。


 というわけで小規模ながらカラフルなPCCカー天国といった感じのケノーシャの路面電車でした。


景色は乗った後に(遠距離館)アメリカもくじ>このページ

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